金澤翔子書品展
寒河江八幡宮にて開催された金澤翔子さんの作品をスキャンさせて頂きました。
現地で観るのと違うと思いますが 金澤さんを多くの方々に知って頂く目的に
掲載させて頂く事をお許しください
鐡牛之機 (てつぎゅうのき)
確固不動にして大活用をなす達人の霊気を言います。
截斷衆流 (しゅうりょううをせつだんす)
一切の煩悩を断ち切る意です
两忘 (りょうぼう)
過去も未来も両方忘れると言うことです。
凡人には中々できませんが、翔子さんはこの大字楷書を書いてる時は一切・すべてを忘れてるようでした。
阿吽 (あうん)
阿吽の阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音と言われてます。
そして、それは宇宙の始まりと終わりを表す言葉ともされてます。
然し、翔子さんの世界は宇宙もなく 阿もなく、吽もなく、我が道を歩いてるようです。
こんな、生き方、誰が出来ますか。
拈華微笑 (ねんげみしょう)
インドの霊鷲山上で釈迦が黙って華を拈(ひね)ったところ、大衆はその意味を理解することができませんでしたが、
迦葉尊者だけがその意味を理解し破顔微笑したため、迦葉に禅の法門を伝えたという伝説があります。
翔子さんはちょっこっと筆を拈ったのか、どうか解りません。
でも、書く前には、必ず合掌しています。それが誰に伝わるのかは定かでありません。
確かなことは翔子さんの一方的な強い思いが、仏様に通じ、願い事がかなってるのは確かです。
後ほど、他の作品もアップする予定です
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